PDFの各ページにテキスト透かしを追加する方法
PDFをBase64形式の値で入力し、透かし文字と不透明度を指定すると、文字を各ページへ重ねられます。文言は1文字以上200文字以内、不透明度は0.05から1.0の範囲で扱われます。
利用前に確認すること
PDFの各ページに、確認用や機密表示用の文字を重ねたいときに使える方法です。透かしはページごとに追加され、既存の文章や図の上に灰色で表示されます。文書全体へ同じ表示を加えたい場合に向いています。入力する値は、デコード後の先頭がPDFのシグネチャ %PDF- で始まるBase64形式のデータです。PDF以外のデータをそのまま指定する方法ではありません。透かしの文言と不透明度を先に決め、処理後は各ページの見え方を確認すると、本文や図表との重なりを判断しやすくなります。なお、特定のページだけを選んで追加する設定としては扱えません。文言には「社外秘」や「確認中」など、用途が分かる短い表現を指定できます。長い文字列ほどページ上で占める範囲を確認しにくくなるため、必要な内容を簡潔にまとめると確認しやすくなります。ページ中央付近に表示されることを前提に、重要な情報との位置関係も見ておきましょう。
設定して処理を実行する
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対象のPDFを用意し、その内容をBase64形式の値として入力します。デコード後のバイト列の先頭が
%PDF-で始まることを確認してください。PDFとして作成した値かどうかも見直します。 -
透かしの文言を指定します。省略した場合の初期値は「CONFIDENTIAL」です。独自の文言を使う場合は、1文字以上200文字以内に収めてください。空文字を明示した場合や200文字を超えた場合は、PDFの処理が始まる前に受け付けられません。
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不透明度を数値で入力します。初期値は0.3です。入力値は数値へ変換された後、0.05から1.0の範囲に収まるように扱われます。薄く見せたいときは小さめ、目立たせたいときは大きめの値を試しますが、最終判断は出力ページで行ってください。
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PDFデータ、文言、不透明度を確認して処理を開始します。指定した文字はPDFの各ページへ追加されます。失敗した場合は、まず文言の長さとPDFデータの先頭を確認し、その後にPDFとして認識できる内容かを見直します。
出力を読むときの着眼点
成功した結果では、入力したPDFの各ページに指定した文字が追加されているかを確認します。透かしは灰色で、ページの縦方向の中央付近に置かれ、既存のページ内容の上に重なります。ページ数だけでなく、本文、表、図の重要部分が読みにくくなっていないかをページ単位で見てください。文言が長い場合は表示範囲が広がる可能性があるため、不透明度を下げるだけでは見やすさが足りないこともあります。
不透明度はパーセントではなく数値です。文言を省略したときは「CONFIDENTIAL」が使われますが、空文字を指定したときは初期値に置き換わらず、処理前に拒否されます。デコード後のデータが %PDF- で始まらない場合や、PDF処理で認識できない場合も、結果は失敗になります。表示の問題と入力の問題を分けるには、文言の条件、PDFデータの先頭、処理後のページ表示を順に確認します。
使用例
社内配布用の3ページのPDFに「社外秘」と表示し、本文との重なり方を確認します。
3ページのPDFをBase64形式で入力し、透かし文字に「社外秘」、不透明度に0.3を指定して処理します。
成功した場合、入力したPDFの各ページに「社外秘」が追加され、灰色の文字がページの縦方向の中央付近で既存内容に重なった出力になります。
制限事項
- デコード後に
%PDF-で始まらないデータ、空文字、200文字を超える文言は、PDF処理の対象になりません。
よくある間違い
- 原因: Base64値をデコードした内容が
%PDF-で始まらず、PDFとして認識されていません。対策: PDFから作成したBase64値を使い、デコード後の先頭を確認してから再入力します。
よくある質問
透かし文字を省略すると何が表示されますか?
文言を省略した場合は、初期値の「CONFIDENTIAL」が使われます。独自の文言を指定するなら1文字以上200文字以内にし、空文字は入力しないでください。空文字は処理前に拒否されます。
不透明度はどのように指定しますか?
不透明度は0.05以上1.0以下の数値で扱われ、初期値は0.3です。パーセント表記ではないため、処理後のページで灰色文字の見え方を確認してください。数値への変換後に範囲内へ調整されます。
入力できるPDFデータの条件は何ですか?
デコード後の先頭が %PDF- で始まるBase64値を入力します。その条件を満たさないデータや、PDFとして認識できないデータでは処理結果が失敗になります。