TCP接続のレイテンシを測定する方法
公開ホストへのTCP接続確立時間を、指定した回数だけ測定できます。成功した接続の時間、平均値、失敗の割合を確認してください。
TCP接続の時間を測定する場面
このツールは、指定した公開ホストにTCP接続を試み、接続確立までにかかった時間を測定します。Webページの表示速度やICMPによる疎通確認ではなく、指定ポートへのTCP接続のレイテンシを確認したいときに使います。ホストを省略した場合は example.com、ポートを省略した場合は 443 が使われます。
測定の手順
- ホスト欄に、確認したい公開ホストを入力します。省略すると
example.comが対象になります。実行には、空でないホストと、事前に検証された公開対象アドレスが必要です。 - ポート欄を指定する場合は、整数で
1から65535の範囲にします。入力しなければ443が使われます。 - 試行回数を指定する場合は、整数で
1から5の範囲にします。省略時は3回です。 - 測定を開始します。各試行には3秒の接続タイムアウトが設定されています。ポートまたは試行回数を整数に変換できない場合は、接続試行の前に処理が失敗します。
- 表示された成功回数、失敗回数、成功した接続の時間、平均値、損失率を確認します。成功した接続時間と平均値はミリ秒で小数点以下2桁、損失率は小数点以下1桁まで表示されます。
結果の読み方
成功した試行と失敗した試行が混在する場合は、成功した接続について時間と統計が示され、失敗分は損失率に反映されます。平均値は成功した接続の測定結果を読むための値であり、ホスト全体の健全性やWebサイトの応答速度を保証するものではありません。
接続に一度も成功しない場合は処理が失敗し、損失率は100%として報告されます。したがって、平均値だけで判断せず、成功・失敗の内訳、対象ホスト、ポート、試行回数を合わせて確認してください。
使用例
HTTPS用の443番ポートへのTCP接続時間を3回確認したい場合に、example.comを対象として測定します。
ホストに example.com、ポートに 443、試行回数に 3 を入力して測定を開始し、表示された内訳と時間統計を確認します。各試行には3秒の接続タイムアウトが設定されています。
成功・失敗の内訳は3回の試行に基づき、成功した接続ごとの時間と成功分の平均値はミリ秒で小数点以下2桁、損失率は小数点以下1桁で表示されます。
制限事項
- 公開対象アドレスへのTCP接続確立だけを測定します。各試行のタイムアウトは3秒で、Webページの表示速度、ICMPの疎通、サービスの健全性を測るものではありません。
よくある間違い
- ポートや試行回数に数字へ変換できない文字列、または範囲外の値を入力すると、接続前に失敗します。ポートは1〜65535、試行回数は1〜5の整数に修正してください。
よくある質問
ホストを入力しなくても測定できますか?
ホストを省略すると example.com が対象になります。ただし、実行には空でないホストと事前に検証された公開対象アドレスが必要です。
ポート番号は何を入力すればよいですか?
ポートを省略した場合は443です。指定する値は1〜65535の整数にしてください。
一部の接続に失敗した場合、結果はどうなりますか?
成功した試行と失敗した試行が一緒に発生することがあります。その場合は成功した接続の時間統計と損失率が報告され、成功が一度もなければ処理は失敗して損失率100%になります。